自分で行う小顔矯正マッサージはやりすぎに注意する

筋肉の流れ

自分で手軽に行える小顔矯正としては、リンパの流れを促進することを目的にしたマッサージがあります。顔には首から繋がったリンパ腺があり、耳の前後やフェイスラインなどに集中しています。リンパ腺は老廃物を取り除く役割があるため、もしその流れが滞っていたらむくみによって顔のシルエットが大きくなる場合があります。その状態だと、リンパに刺激を与えることで流れを活性化させ、小顔矯正に繋げられるかもしれません。

つまり自分で行う小顔矯正は、あくまでもリンパの流れを少し改善する程度だと考えましょう。骨格を変えるほどの劇的な変化を望んではいけません。そして目視で確認できるほどの効果が実感できなかったとしても、やりすぎるのは危険です。まず回数が必要以上に多い場合、肌の表面が傷つく恐れがあります。リンパに影響を与えるほどの強さだと、多少の摩擦は発生するからです。摩擦が与えられると肌の防衛本能が働いて、シミができる可能性が高くなります。さらに1回当たりの強さが大きいと、刺激ではなくダメージになってしまいます。

そのような問題があるため、自分でする小顔矯正マッサージのやりすぎは禁物です。日を空けるほど頻度を下げなけばならないわけではありませんが、リンパの流れが停滞しがちな朝や入浴後など、1日の中でポイントを絞ることが大切です。常に刺激を与えたいからといって、癖のように行うのはダメです。そして少なくとも、痛みは感じなくて済む程度の力で留められるように意識しましょう。